『朝のリレー』
2017/11/12(日) 12:28:13
一人でもいい、心からそう言ってくれる人があれば。
相田みつを
2017/11/12(日) 12:29:08
他人のせいにはするな
自ら水やりを怠っておいて
中略
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
茨木のり子
2017/11/12(日) 12:33:28
わたしの外の せかいでもいい
どこにか「ほんとうに 美しいもの」は ないのか
それが敵であっても かまわない
及びがたくてもよい
ただ 在るということが 分かりさえすれば
ああ ひさしくも これを追うに つかれたこころ
八木重吉/うつくしいもの
2017/11/12(日) 12:34:45
いつも
じぶんの
こころが
きめる
みつを
2017/11/12(日) 12:35:03
わたしが両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴はわたしのように、
たくさんなうたは知らないよ。
鈴と、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
金子みすゞ
2017/11/12(日) 12:35:58
私も金子みすゞさん大好きです
心がきゅんとなる
2017/11/12(日) 12:53:36
「こころ」
おかあさまは おとなで大きいけれど
おかあさまの こころはちいさい
だって おかあさまはいいました
ちいさいわたしでいっぱいだって
わたしはこどもで ちいさいけれど
ちいさいわたしの こころは大きい
だって 大きいおかあさまで
まだいっぱいにならないで
いろんなことをおもうから
2017/11/12(日) 12:36:16
独身だけど、なんか胸がキュンと締め付けられたわ。
2017/11/12(日) 12:59:22
海の響きをなつかしむ
ジャンコクトー
2017/11/12(日) 12:38:36
堀内大學の詩 かくれんぼ の一説です*\(^o^)/*
このトピ見て思い出した
2017/11/12(日) 12:39:16
そして どのとけいも ときをきざむ おとが だんだん やさしくなっていきます。
こどもたちが めをさまし、くつしたを はきます。
おきるのよ こどもたち!
いちにちが はじまりますよ。
きょうは なにをかんがえる?
きょうは なにをしてあそぶ?
おきるのよ みんな!
きょうは あなたのもの。
2017/11/12(日) 12:42:16
朝が苦手なので呼びかけてくれる詩を選びました。みんなの好きな詩はぐっと内から見据えてる感じがしていいね。
2017/11/12(日) 12:47:56
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな…といちめんのなのはなばかりが繰り返されてる詩です。この詩の中でいちめんのなのはな以外の文は3個しかないです。
そんなおもしろい詩ですが、ほとんどいちめんのなのはなしか書かれてないのに、一面に広がる菜の花畑の風景が思い浮かんできて、綺麗な風景に感動し、なんだか癒やされてる気分になります。
2017/11/12(日) 12:43:30
「風景」ですね
2017/11/12(日) 13:08:23
2017/11/12(日) 12:50:08
ぶどう酒へ 友達へと 私はお前から逃れた
お前の暗い目が恐ろしかったから
恋を抱き 弦の音をきいて 私はお前を忘れていた
だがお前は黙って私に付いてき
私のやけに煽ったぶどう酒の中にいた
私の恋の夜の蒸し暑さの中にもいた
私がお前に向かって言い放った嘲りの中にもいた
今 私が旅から戻ってくると
お前は 疲れた私の手足を冷やし
私の頭をお前の膝にのせてくれた
私のさすらいは皆 お前への途上だったのだから
2017/11/12(日) 12:55:01
私はデミアンです
「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名は、アブラクサスという。」
2017/11/12(日) 13:12:07
「卯月の頃」という曲名の歌詞です。
擦り切れてしまうと言って
結んだ小指を切り離してしまった
あした
あなたは笑っているのだろうか
抱えきれない両手いっぱいの悲しみの果てに
待ちぼうけの麦わら帽子
ブランコに揺られてて
バラは咲いたかな
あした
私は笑っているのだろうか
つないだ手と手を
あきらめて失くした風景 ひとつ
ここまで
歩いておいで
歌を紡ぐように
よみがえる空に泣かないで
愛した光がキラリ
あした
あなたは笑ってくれるだろうか
抱えきれない
両手いっぱいの
想い出を胸に
2017/11/12(日) 12:59:01
道はなし 踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる 迷ったら迷わず行けよ
行けばわかるさ アントニオ猪木「道」
2017/11/12(日) 13:08:32
それアントニオ猪木作じゃなくって元ネタあるよ。
2017/11/12(日) 18:02:54
何人の人と巡りあうのだろう
無数のような気もするが
実はほんのわずかな数
そしてさらにその中で
この人と会えて良かった、と思える人が
たとえ一人でもいれば
それは幸福ということになる
あなたと会えてよかった
あなたと同じ時に
同じ地球の空気にいてよかった
僕はあなたにそう言いたい
やなせたかし
2017/11/12(日) 13:20:59
日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで
ぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる
ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる
園子温監督の恋の罪という映画に出ていた詩の一部です。映画自体はグロすぎたのですが、この詩には心を掴まれました。
2017/11/12(日) 14:32:00
野生なるもので、己を哀れむものを見たことがない。
小鳥が凍え死んで枝から落ちようとも、
決して自分を惨めだとは思わない
D・Hロレンス
2017/11/12(日) 15:02:35
訳も全然ダサくない
昔に訳されたかんじはするけど
いい詩だね!
2017/11/12(日) 17:33:10
あんな恐ろしいみだれた空から
この美しい雪が生まれたのだ
2017/11/12(日) 15:50:30
「永訣の朝」だね
宮沢賢治と妹さんは本当に仲の良い兄妹だったんだってわかるね
私達が一緒に育ってきた間
見慣れた茶碗のこの藍の模様にも
もう今日お前は別れてしまう
本当に今日お前は別れてしまう
↑私はここが好き
2017/11/12(日) 17:59:28
2017/11/12(日) 15:52:56
という詩。
2017/11/12(日) 16:19:06
めが さめて
くまさん ぼんやり かんがえた
さいているのは たんぽぽだが
ええと ぼくは だれだっけ
だれだっけ
はるが きて
めが さめて
くまさん ぼんやり かわに きた
みずに うつった いい かお みて
そうだ ぼくは くまだった
よかったな
まどみちお くまさん
2017/11/12(日) 16:43:16
あたりまえのことをできる親がすくないよね。
いろいろ反省させられる。…
2017/11/13(月) 16:56:36
2017/11/12(日) 19:53:42
2人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは 長持ちしないことだと 気づいているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい
2人のうちどちらかが ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで 疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい
立派でありたいとか 正しくありたいとかいう
無理な緊張には 色目をつかわず ゆったり ゆたかに光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら 生きていることのなつかしさにふと 胸が熱くなる そんな日があってもいい
そして なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても 2人にはわかるのであってほしい
2017/11/13(月) 00:43:40
私は夕焼けのほうが好きだな
2017/11/13(月) 01:01:26
夕焼けはせつない・・・
親切な若い人がもう席をたたなくなるやつでしょ・・
2017/11/13(月) 22:32:02
いい詩ですね!
若い人や外人さんにはこういう日本人の気持ちを理解してほしいです。
2017/11/13(月) 16:40:42
編集元: 好きな詩たち