――外出自粛が続いて化粧品需要が落ちた一方、テレワークの普及でオンライン会議が増え、新たな身だしなみ需要も出てきました。
西村:コロナ禍前は、ほとんどの男性は鏡越しに自分の髪や顔を大雑把に見る程度だったと思います。ところが、オンライン会議が普及したことで、パソコンやスマホの画面越しに映る顔のシワやシミ、ニキビなどが気になってケアする人が増え、新たなスキンケアマーケットが出てきました。女性向けもヘアケアやトリートメント関連の商品が伸びています。
もう1つ、男性向けの除毛クリームやボディヘアトリマーも成長していますね。昨年と一昨年を比較すると、除毛商品の売上げは1.7倍ほどになりました。
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■SNS時代で変化した男性の「モテたい」ニーズ
――見られる対象も昔なら異性で、異性からモテたいために、おしゃれをしたり身だしなみに気を配るという動機だったのが、最近は少し違うようですね。
西村:異性からモテたいという意識はいまも昔も根源的にはあるでしょう。ただ、同性からの好感や清潔感を得たいという欲求が、いまの若い男性には、より強くあると思います。異性にモテたいという気持ち以上に、周囲の仲間と馴染んでいたいという意識といってもいいですね。
■情報過多でインフルエンサーの「検索疲れ」も
――スキンケアからさらに一歩進んで、メーキャップに入っていく男性も増えているようですが。
西村:いまや色つきのリップクリームは結構当たり前で、血色のいい唇で人に見てもらいたいという意識がありますね。
ただ、彼らが日々接しているSNSには膨大な情報が洪水のように流れています。そこで自分好みのインフルエンサーを検索して探すわけですが、情報過多でついつい目移りしてしまい、ある種の検索疲れ、比較疲れみたいなもところも見受けられます。
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編集元: 「男には男のメイクがある」 マンダム社長が語る若者の美意識と時代背景