百人一首は「好きな和歌は？」などのトピはありますがこういうのは無かったのでトピ申請してみました！
百人一首に選ばれている歌人たちの生涯やお互いの関係性など、歴史的な視点で語りたいです。
紫式部が主人公の大河ドラマが発表されましたね。
紫式部も百人一首に選ばれていますが他にも、
娘の『大弐三位』、曽祖父の『中納言兼輔』、夫の曽祖父の『三条右大臣』も選ばれています。
ちなみに中納言兼輔と三条右大臣は従兄弟にあたります。
https://up.gc-img.net/post_img_web/2022/05/PqQLQAGN3AYVZBZ.jpeg
百人一首に選ばれている歌人たちの生涯やお互いの関係性など、歴史的な視点で語りたいです。
紫式部が主人公の大河ドラマが発表されましたね。
紫式部も百人一首に選ばれていますが他にも、
娘の『大弐三位』、曽祖父の『中納言兼輔』、夫の曽祖父の『三条右大臣』も選ばれています。
ちなみに中納言兼輔と三条右大臣は従兄弟にあたります。
https://up.gc-img.net/post_img_web/2022/05/PqQLQAGN3AYVZBZ.jpeg
2022/05/14(土) 13:59:19
神のまにまに
2022/05/14(土) 14:00:10
>>2
祖母が詠む「まにまに～」とか「朝ぼらけ～」で妹と大笑いしてたの思い出した
意味もわからずただ語感が楽しかった
2022/05/14(土) 14:16:55
>>2
神をまにまにを詠んだ菅原道真が、死後怨霊を経て神様になるってなんか…エモい！（本人からしたら災難すぎるけど）
菅原道真を陥れて呪い殺されたといわれる藤原時平だけど、息子が権中納言敦忠で百人一首に選ばれた1人
敦忠自身も菅原道真の呪いで長くは生きられない…と覚悟してたらしい
2022/05/14(土) 15:11:46
>>2
澤田瞳子の「泣くな道真」という小説が面白かった
左遷先の道真の暮らしぶりがコミカルに描かれていて最後に驚く
2022/05/14(土) 15:14:11
マニアックやな
2022/05/14(土) 14:00:12
崇徳院
2022/05/14(土) 14:00:13
春のガル山〜
2022/05/14(土) 14:00:39
光孝天皇が好き
君がため 春の野にいでて若菜摘む〜の人
ハンサムでめちゃくちゃ優しくて殺生を嫌う人だったみたい
2022/05/14(土) 14:00:45
>>8
あの時代に54歳で天皇になるってすごいよね
その前の陽成天皇がやらかしまくっていたからだけど
2022/05/14(土) 15:03:08
>>134
今Wikipediaで陽成天皇を調べたらめっちゃ読み応えあった
上皇を60年以上やってたのがすごい
2022/05/14(土) 15:25:36
蝉丸の子供受けは抜群だと思う
2022/05/14(土) 14:00:46
>>9
坊主めくりで蝉丸引くとヒーローになれるw
2022/05/14(土) 14:01:22
在原業平がどれだけイケメンだったのか気になる
2022/05/14(土) 14:01:46
>>11
イケメンなのもそうだけど、やっぱ歌を詠むのが上手いのも当時のモテる条件だったからね〜
とにかく歌の才能があったんだと思うな
あと、なんかすごく行動力ありそう笑
2022/05/14(土) 14:19:22
>>46
横
そういえば百人一首にも入ってる儀同三司の母（中宮定子の母）って在原業平が先祖って言われてる
伊勢の斎宮とのワンナイトでできた子供が高階の養子に入った
そのせいで高階氏は伊勢神宮に参詣することを許されない家系だとかなんとか
中宮定子が産んだ息子が皇太子に選ばれなかった一因にもなる
在原業平ほんと罪な男だよー
他にも子孫たくさんいそう笑
2022/05/14(土) 15:04:04
>>11
お兄さんの在原行平もイケメン歌人として有名。
立ち別れ いなばの山の みねにおふる まつとし聞かば 今帰り来む
— 『百人一首』第16番
は、飼い猫が行方不明になった時のおまじないに歌として有名。一絃琴の製作者とも伝わっている。
2022/05/14(土) 15:08:07
小野小町
花の色は〜
2022/05/14(土) 14:02:09
衣ほすてふ天の香具山（かぐやま）
これだけは譲れない
2022/05/14(土) 14:03:47
>>15
持統天皇？
2022/05/14(土) 14:06:44
>>18
れいぜいって読み方が既にカッコ良すぎる
2022/05/14(土) 14:30:48
>>75
わかる！
どうせ難読なら、こんな格調高い名字がいい
2022/05/14(土) 17:47:45
なんだこの東大生みたいなトピは
2022/05/14(土) 14:04:35
>>19
たまには高尚なトピ
2022/05/14(土) 14:05:53
子供の頃、後ろ姿の人や御簾に隠れて見えない人が謎だった
2022/05/14(土) 14:06:23
商品にもよると思うけど自分が子供の頃持ってた百人一首の絵札、後ろ向いてる姫がちらほらいてちょっと不気味だなと思ってた。
でもなんで後ろ向いてる姫と前向いてる姫がいるんだろう？
2022/05/14(土) 14:08:06
伊勢大輔
古の奈良の都の八重桜〜の人
こんなに素敵な歌を歌会の場で即興で作った才もセンスもある人(多分)
2022/05/14(土) 14:11:10
>>33
けふを京と今日に掛けているんですよね。
八重桜をここのへ（九重）と、ますますの繁栄を思わせるところも実にニクイ演出。
紫式部がするはずだった大役を伊勢大輔に譲り、藤原道長に歌を詠むように言われてできた作品らしいので、再来年の大河ドラマで出てきてくれないかなあ。
2022/05/14(土) 14:21:30
中学生の頃、「からくれなゐに水くくるとは」がなんかかっこよくてお気に入りだった
2022/05/14(土) 14:11:50
>>34
落語の「千早振る」でめちゃくちゃな解釈してるのが面白かったわ
2022/05/14(土) 20:26:34
われてもすえに あわんとぞおもう～
2022/05/14(土) 14:12:05
三条院
道長全盛期のときの天皇。
「心にも…」では、病で目が見えなくなり、譲位を決めた日に自身の将来を憂いて詠んだ歌。
一方で「今はただ…(左京大夫道雅)」では、道雅と娘当子の仲を引き裂いたお父さん
2022/05/14(土) 14:17:08
右大将道綱母の｢なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかはしる｣
男性作者の和歌は恋の始まりが多くて、女性作者の和歌は終わる恋を詰る内容が多いという意見を見て印象に残っている。
2022/05/14(土) 14:18:26
大人になってから何故か覚えようと思い立ち、中学生が読むような解説書本を買って読んでる。
はるか昔の人たちも、現代の人と同じような思いをしていたのだなぁとなんとも言えない気持ちになった。
そして全然覚えられない。
2022/05/14(土) 14:19:09
藤原義孝
君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな
あなたの為ならこの命さえ惜しくないと思っていたけれど、あなたと逢瀬を遂げた今、もっと長く生きたいと思うようになりました
義孝は稀に見る美形だったらしい。
確か19才のときに「君」の為に詠んだ歌なんだけど、21才で天然痘により亡くなってしまう。義孝の兄も同じ日に、やはり天然痘で亡くなってる。
色々想像したら悲しくなる。
2022/05/14(土) 14:19:59
>>48
その子供の藤原行成へ清少納言が宛てた和歌も百人一首に選ばれていて、なんて言うか百人一首の中で人の流れみたいなのがあって面白いなと思った。
2022/05/14(土) 14:26:19
陽成院のつくばねの～が大好きです
最初はそんなでも、ちりつもな愛情が積み重なっていけばいいな、と思っていたらその通りになりました
2022/05/14(土) 14:23:09
一字決まり覚えて取れた時は快感
周りからは若干ブーイング
一字決まりは7首
む→霧たちのぼる秋の夕暮れ
す→夢の通ひ路人めよくらむ
め→雲隠れにし夜半の月かな
ふ→むべ山風を嵐といふらん
さ→いづくも同じ秋の夕暮れ
ほ→ただ有明の月ぞ残れる
せ→われても末に逢はむとぞ思ふ
2022/05/14(土) 14:25:42
４月の、のほほんとした暖かい日は
久方の光のどけき春の日に…って思う
2022/05/14(土) 14:29:28
君がため惜しからざりし命さえ…を読んだ藤原の何方か？早逝されたのがなんか悲劇だけどドラマチック
2022/05/14(土) 14:31:57
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の衣干すてふ 天の香具山
これだけは覚えてるし大好き
初夏の瑞々しい緑や空の色がありありと目に浮かぶし、なんか前向きでフレッシュな句だから
2022/05/14(土) 14:36:27
崇徳院の瀬をはやみ～が好きです
一途に恋する帝だったのかしら
情熱的だよね😍
2022/05/14(土) 14:38:10
定家は自分の歌はそれで良かったのか？といつも思う
競技かるたをやる上では取りやすいけど
2022/05/14(土) 14:40:32
電気もなく空気も綺麗で外は静かで
夜空を見ると大きな月が輝いてたらそりゃ一句詠みたくなるよなぁと思う
2022/05/14(土) 14:49:07
>>115
わかる。
そして、電線もなくてへんちくりんな高層ビルもない景色の中で好きな人のこととか日がな一日考えて歌詠んでる時代羨ましいな〜と良く通勤電車の中で考えてる。
いつでも色々大変なんだろけど。
2022/05/14(土) 15:20:59
>>118
この雅さを維持する資金源は？
各々お金持ちに嫁ぐとか？
めちゃくちゃ気になる。
2022/05/14(土) 15:28:47
>>162
冷泉家の隣にある大学に通っていましたが、時たまお屋敷を一般公開してます。文化財もたくさん持っているようだしお金あるんじゃないですか。写真みたいに古式ゆかしく歌会してますが習い事の歌道教室もお屋敷でしていますよ。ご当主は大学教授だったと思います。冷泉家がいまだに京都に残っているのは、天皇家が京都に戻ってくるのを待っているとか。
2022/05/14(土) 17:49:31
紫式部は教養が高いうえに天才だった。掛け言葉は教養がないと使えない。歌詠は思い付きで詠むだけでもモチロン良いのだけど、掛け言葉の引用の仕方で教養の高さが表れる。
その意味で紫式部は女性でありながら歴史的知識や古い歌の知識が半端なく、さらにそれらの知識から引用した掛け言葉に女性ならではの感性でメッセージ性を込めたことが大衆にウケた。
しかし、人物像や出自などには謎が多く、そこがまた良いのですよね。
和歌は時に教養が無い人が読むと暗号のように何が書いてあるのかわからない。
例えば手紙にしたためた歌詠のやり取りでは、詠み手のメッセージを受け取れるかどうかは、受け取った側の教養が試される。掛け言葉の意味を読み解くのは受け取った側の課題でもあったはず。
紫式部は知識の高さで多くの男性を挑発したんだろうな…と妄想します。
日本文化の奥の深さよ。昔の日本人は他国にはないレベルの高さだったんだよな。
長く書いちゃってすみません。
2022/05/14(土) 14:52:14
>>120
紫式部が男性を挑発、というより
男性が突っかかって挑発してきたのを、紫式部が知識で上手くいなしたという方が正しいかも
というか現代でもこういうのあるよね
2022/05/14(土) 15:17:28
>>1
まだふみもみぬ～
の歌が、位の高いチャラ男にからかわれて逆切れして突き返した即興なのにめちゃくちゃ高度でチャラ男を黙らせた、みたいなエピソード(誇張あるかも？)が好き
2022/05/14(土) 15:24:18
ゆらのとをわたるふなひとかちをたえ
ゆくへもしらぬこひのみちかな
曽禰好忠の歌は語感がなんか現代っぽいと思う
2022/05/14(土) 15:24:26
いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重に にほひぬるかな（伊勢大輔）
昔、奈良の都で咲いていた八重桜が、今日、平安の都の宮中で一層美しく咲いている
名前は男っぽいけど女流歌人。一条天皇の奥さんの使用人。大輔と書いて「たいふ」
奈良から宮中に八重桜が献上されたときに、伊勢大輔はその桜を受け取る役目を任される。
本当なら紫式部が桜を受けとるはずだったんだけど、なぜか伊勢大輔（紫式部よりかなり年下。親子ぐらいの年の差？）にその役目を譲った。今となれば意図は分かってないみたい。
その場にいた藤原道長に、「その桜をネタに歌詠んでよ」と、パワハラレベルの無茶振りされて詠んだのが冒頭の歌。
でも、この歌のおかげで大輔の評価が上がったから良し。道長は、大輔ならやれると思ったんかな？紫式部からも可愛がられてたみたいだし、多分、大輔はいい子だと思う。
2022/05/14(土) 15:29:17
ひさかたの～～しづ心なく花の散るらむ
自分はこれが一番の傑作と思ってるんだけど
今はただ思ひ絶えなむとばかりを～～
恋の歌ではこれがピカ一
心情表現が現代にも通じる感覚で古さをまったく感じさせないんだよね
でもこの人のその後の人生が相当ヤバいみたいで
失恋でグレちゃったのかな？
この歌の良さをすべて吹き飛ばすくらいの破壊力だった
2022/05/14(土) 15:49:09
式子内親王の
「玉の緒よ 絶えねば絶えね ながらえば」
斎院だから生涯純潔でいなければならなかった立場のの人。それでも恋愛しちゃうんだと思うと人間味があって好きです
2022/05/14(土) 18:40:39
編集元: 百人一首の歌人たちについて語りたい
蝉丸は好きだけど崇徳院はすごく苦手で小町はどこが美人？とか
歌の中身や彼らの時代背景や人となりに思い至ったのはずーっと後だ