■がん患者にしてみれば、ただ苦痛なだけ
「これ食べて。がんに良いんですって」
がんになった家族のことが心配でいろいろと調べ、自分に何ができるだろうと考えるうち、食事をどうすればいいかと心配になってくるんです。
「これが効くんですって」と、しょっちゅう勧めるわけですね。
でも、これはNGなんです。
なぜなら、がん患者の心には余裕がないからです。だって、多くの人は初めてがんを告知されたんです。
食事と同様に、つい押し付けてしまうのが「がんに効く」とうたった健康情報です。
「これやると良いのよ」とか「あれはやっちゃダメ」とか、いままでの生活を変えさせる健康情報を押し付けようとするんですね。
完全に余計なお節介です。本人の心を無視して苦しめるだけになってしまいます。

■元気づけの言葉は、実は逆効果
もう1つ、ご家族がついやってしまうのが、
「がんばろう」とか「大丈夫だよ」と声をかけること
「がんばってって、何をがんばるんだ?」
と思ってしまいます。それに、「これからどうなるんだろう」と不安なときに、根拠もなく「大丈夫」などと無責任に言われても、かえっていやな気分になるだけなんです。
また、よく「痛いの?」とか「苦しいのね?」とか、がんの人の身体的な苦痛をいたわろうとする言葉を言いがちなんですが、これも逆効果になりやすい。
「何がわかるというんだ」
と反発されてしまうことが多いんです。とくに初期のがんの場合、身体的な痛みや苦しみはほとんどないことが多いからです。
■そばにいてあげるだけでいい
では、余計なお節介にならないように、何をしてあげればいいのか。
それは、簡単なこと、ただ、そばにいてあげるだけでいいんです。
何か言うのでも、するのでもなく、近くにずっといる。
「あなたは一人じゃないですよ。あなたのことが気になって仕方のない人間が、少なくとも、ここに一人いますよ」
ということが、わかってもらえるんです。
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編集元: がん患者に「これ食べて」「大丈夫だよ」「無理しないで」…避けてほしい余計なお節介