
この公文書改ざんを上司に命じられたのが赤木俊夫さんだ。問題の土地取引は俊夫さんが職場に着任する前のことで、何ら関わっていなかった。俊夫さんは本省に抗議のメールを送るなど改ざんに反対したが受け入れられず、結局改ざんをさせられることになる。俊夫さんはこのことを悔やんで心を病み、改ざん発覚1年後の2018年3月7日、自ら命を絶った。亡くなる直前、俊夫さんが遺した「手記」には、改ざんについて佐川氏ら財務官僚を告発する内容が書かれていた。
妻の雅子さんは国(財務省)と佐川氏の責任を問うて2020年3月、裁判を起こした。真相解明が願いだったが、国は「認諾」という手段で裁判から離脱。佐川氏との裁判では一審で雅子さんが敗訴。佐川氏側は「公務員が公務を巡り行った行為の責任は国が取るので、公務員個人は賠償責任がない」という主張を繰り返すのみ。それも代理人の弁護士が語るだけだ。佐川氏本人は提訴から一度も法廷に出てくることなく、説明や謝罪を一切拒んでいる。
俊夫さんは生前、改ざんをめぐる文書やメールを保存しファイルに整理していた。そのファイルを含む大量の資料を大阪地検特捜部の捜査に任意提出したことを当時の上司が雅子さんに認めた。雅子さんの弁護団はこれを「赤木ファイル」と名付け、改ざんの経緯を知る重要な証拠として国に提出を求めた。国は「あるともないとも言えない」と言い逃れをしていたが、裁判所に提出を促され2021年6月に開示した。これによって、決裁文書から安倍昭恵さんの名前がすべて消されたことなど、重要な新事実が明らかになった。
雅子さんと弁護団はさらに、財務省が検察に任意提出した資料をすべて開示するよう求めた。ところが国は「将来の捜査への影響」を理由に再び、あるかないかも答えないと拒否。雅子さんはこれらの資料の開示を求める裁判を新たに起こすことになった。
ところが冒頭で記したように、14日の判決はまさかの全面敗訴。理由は国の主張を丸呑みして「今後の捜査に支障が出るから、資料が存在するかどうかも明らかにしなくていい」——。
2023/09/18(月) 09:40:07
2023/09/18(月) 09:41:41
2023/09/18(月) 09:49:40
2023/09/18(月) 09:41:42
2023/09/18(月) 09:41:49
2023/09/18(月) 09:42:29
2023/09/18(月) 09:44:44
2023/09/18(月) 10:33:32
2023/09/18(月) 09:49:06
2023/09/18(月) 09:53:46
2023/09/18(月) 09:42:36
2023/09/18(月) 09:43:27
2023/09/18(月) 10:08:55
2023/09/18(月) 09:43:29
2023/09/18(月) 10:18:28
2023/09/18(月) 10:37:24
2023/09/18(月) 09:43:31
2023/09/18(月) 10:08:52
2023/09/18(月) 09:44:57
2023/09/18(月) 10:10:32
2023/09/18(月) 10:28:12
2023/09/18(月) 09:45:10
2023/09/18(月) 09:45:51
2023/09/18(月) 09:45:23
2023/09/18(月) 10:09:41
2023/09/18(月) 09:45:26
2023/09/18(月) 09:55:04
2023/09/18(月) 09:58:26
2023/09/18(月) 10:13:03
2023/09/18(月) 09:46:09
2023/09/18(月) 09:46:26
2023/09/18(月) 09:46:41
2023/09/18(月) 09:46:58
2023/09/18(月) 09:47:03
2023/09/18(月) 09:47:04
2023/09/18(月) 09:47:21
2023/09/18(月) 09:47:59
2023/09/18(月) 09:48:02
2023/09/18(月) 09:48:03
2023/09/18(月) 09:48:46
2023/09/18(月) 09:51:04
2023/09/18(月) 09:54:07
2023/09/18(月) 09:57:06
2023/09/18(月) 09:59:28
2023/09/18(月) 10:14:45
2023/09/18(月) 10:16:24
2023/09/18(月) 10:18:44
2023/09/18(月) 10:33:20
2023/09/18(月) 11:02:21
2023/09/18(月) 11:18:47
編集元: 「森友改ざん訴訟」まさかの敗訴に赤木雅子さんは法廷でくずおれた「私、負けたの?」 抗議の声で騒然とする中、裁判長は…《法廷レポート》
どこで休めるのかしらねぇ
あんたの旦那を極端な選択に追いやったのはミンスからのパワハラだぞ、この嫁は分かってるのかな